Bar(バー)の料金相場
お酒を楽しみたい人にとって魅力的な店舗であるバーですが、お酒好きな人だと時間をかけてたくさん飲んでしまうケースが多いため、お会計のときに驚くような代金を請求されて途方に暮れることもよくある光景です。困ったときにはクレジットカードを使えばなんとかなるでしょうが、大きな出費になることは間違いありませんので、入店前に予算を把握するためにも料金相場についての知識を深めるのがおすすめです。
バーで予算オーバーしやすいのは、メニュー表を用意していない店舗が多いのが理由です。ウイスキーやカクテルの名称を選べても、それぞれの価格がはっきりと示されていなければ、お会計まで料金がわからない状態になります。ただ、基準となるお酒の価格を把握すれば、その店舗における相場が大体わかってきますので、覚えておきましょう。
一般的にどこの店舗でも取り扱っているウイスキーで定番の商品として、アイラモルトというものがあります。アイラモルトの中でラフロイグの10年ものの価格を見ていきましょう。ワンショットの場合で、1000円~1300円が普通の価格だとされています。この価格設定であれば標準的なバーだといえます。これよりも安ければ全体的に安い店、高ければ全体的に商品の価格が高い高級店だと考えるのがおすすめです。
カクテルを場合だと、あまり高いお酒を使うことがありませんので、高くても1600円くらいまでです。予算が心配であればカクテルを中心に注文するのも良いでしょう。
気を付けなければならないのが、チャージ料です。チャージとはお酒の価格には直結しないもので、お店の席につくと発生します。つまりは席料のことを指します。チャージ料についても店舗によって違いがあります。安いところなら500円程度で済みます。平均的には1000円くらいで、高いところだと2000円~3000円くらいします。席料ですから、1回の来店で請求されるのは1回分だけです。お酒を何杯も飲んだからといって、チャージ料も倍に増えていくようなことはありません。また、店舗によってはお酒の価格とチャージ料に加えてサービス料を請求するところも存在しますので、注意しましょう。
このようにバーの料金は店舗によって違い、仕組みも異なってきますので、初めて訪れたときには躊躇すること無く、スタッフに対して料金を聞いておくのが良いでしょう。お酒を飲み始めてからよりも、先に聞いておくのがおすすめです。